経営理念とビジョンの違い-ホンダを例に具体的に解説【企業経営理論】

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今回は、経営理念とビジョンの違いについて解説します。

前回は、戦略と戦術の違いについて解説しましたか、企業経営理論には、似たような用語が沢山あります。企業経営理論をマスターするための第一歩は、これら似たような言葉をその違いに着目して理解することです。

それでは、経営理念と経営ビジョンの違いについて解説していきたいと思います。

経営理念とビジョンの違い

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経営理念とは、経営の根幹に対する深い考え方のことを言います。

経営理念は、経営ビジョンと異なり、普遍的な考え方です。

企業の中には、300年以上変わらない経営理念を掲げている企業が存在しています。

また、経営理念は、普遍的な考え方なので、経営ビジョンより、抽象的で、長期的なものになります。

企業は、この経営理念があるからこそ、迷わず進むことができます。企業の社会的責任をどのように果たすべきなのかも明文化されていることもあります。さらには、企業文化の形成や優秀な人材の確保にもつながる求心力があります。

経営ビジョンとは、経営理念に基づいて、ある時点までに「こうなりたい」と考える到達点です。簡単に言うと、経営者の夢です。

経営ビジョンは、経営理念より具体的で、中期的なものになります。

図式化すると

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前回、解説した戦略、戦術を加えて図式化すると、上図のような関係になります。

非常に重要な図ですので、覚えておくと良いと思います。

自動車メーカーホンダの場合

ここで、自動車メーカーのホンダを例に考えてみましょう。

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ホンダの場合、社是として「わたしたちは、地球的視野に立ち、世界中の顧客の満足のために、質の高い商品を適正な価格で供給することに全力を尽くす」と掲げています。これは、抽象的で長期的なものと言えます。そして、時代が変わっても存続するような普遍的な内容となっています。

他方、2030年ビジョンは上記図のように、より具体的な内容になっています。

どうでしょうか。経営理念とビジョンの違いが分かり易いですよね。

企業経営理論の学習は、現実の企業を例に挙げて、具体的に考えてみると、理解しやすくなります。このブログでも、出来るだけ具体的に分かりやすい解説を心がけたいと思います。 

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