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【試験は情報戦】司法試験合格者の情報収集ノウハウ-大原則を公開

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シホウ
このサイトの監修者情報
「最小限の独力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300番台、口述2桁)。翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

今回のテーマは、情報収集です。情報が溢れる現代社会によって、効率的に欲しい情報を手に入れるための私なりの大原則をご紹介したいと思います。当たり前のことしか書いていませんが、今まで意識せずに情報収集してきた方には、少しは役に立つかもしれません。

当然のことですが、司法試験は情報戦ですよ!有益な情報は世の中に沢山ありますが、なかなか出会えません。

※あくまで個人の見解です。

目次
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ノウハウ情報か、アカデミック情報か

私の場合、欲しい情報の種類によって、情報収集方法を変えるようにしています。(当然、原則なので、例外的な方法をとることもあります。)その原則とは、「ノウハウ情報なら、個人ブログor TwitterなどSNS、アカデミック情報なら、書籍」という原則です。

逆言うと、アカデミック情報が欲しい場合には、個人ブログやSNSから収集しない、ノウハウ情報なら、書籍から収集しないと言う原則でもあります。

これは、情報収集に伴うコストの関係、当該情報の価値、情報の正確性などを考慮しています。書籍の場合、購入費用がかかり、さらに保管コスト(空間コストを含む)がかかります。

他方、個人ブログやSNSの場合、購入費用はかかりません。コストのかかる書籍の場合には、それに見合う価値がある情報に投資するべきでしょう。

ノウハウ情報:個人ブログor TwitterなどSNSから収集する
アカデミック情報:書籍から収集する

アカデミック情報の方が、価値がある

そして、個人的には、ノウハウ系の情報よりも、アカデミックな情報の方が、価値が高いと考えています。ノウハウ系の情報は、個人の経験則に基づく知見と言えると思います。個人の経験則に基づく知見である以上、一般性、通用性に欠けます。

絶対とまでは言い切れませんが、ノウハウ系の情報は、ある場面では大いに役立つかもしれませんが、当該場面以外では役に立つことがほとんどありません。

例えば、「東大医学部在学中に司法試験も一発合格した僕のやっている シンプルな勉強法」。

これは、ノウハウ系の本です。効率よく勉強する方法、ノウハウを解説した書籍だからです。この書籍の場合、司法試験試験を合格すれば不要になります。つまり、将来的には、処分することになる書籍です。役立つ場面が限られているのです。

それでも、私がこの書籍を購入したのは、一般性、通用性にかけるとしても、一場面で非常に価値を有する書籍だと考えたからです。

他方、アカデミック情報の場合、通用生、普遍性があります。様々な場面で応用できると言うことです。例えば、基本書などの学者本。これは、学者が執筆したアカデミック系の情報です。

信用できる予備校講師が作成した予備校テキストもアカデミック系の情報でもあり、ノウハウ情報もでもあります。

学問とは、基本的には通用する理論を解明することにありますから、活用の方法は、限りがありません。そのため、人生の各場面、各所で応用することができる情報です。

このような情報には、投資する価値がありますし、保管する利益が保管コストを上回ると考えています。アカデミック情報に投資しましょう。

なお、当サイトが提供しているのは当然、「ノウハウ情報」です!無料で読めて当たり前の情報です。

ノウハウ情報:通用性はないかもしれないが、一場面で非常に価値を有する
アカデミック情報:一般性、通用性があり随所で応用ができる情報

情報アクセス可能性

話を戻します。情報アクセスの可能性からしても、ノウハウ系とアカデミック系の情報では、大きく異なります。ノウハウ系の情報であれば、大体ググれば出てきますね。

一方、アカデミック情報に、一般的な方がアクセスすることは難しいです。論文のデータベースを利用しているなど特殊な環境を持っていなければ、情報にアクセスすることは難しいです。

このように、情報アクセスの可能性からしても、原則として「ノウハウ系の情報収集→個人ブログやSNS、アカデミック情報→書籍」が適当だと考えています。

個人ブログやSNSの情報の正確性

また、個人ブログやSNSの場合、個人が発信している情報であるため、情報の正確性が書籍に劣ります。書籍の場合、出版社が編集者として関与するため、情報の正確性が担保されていると言えます。

他方、個人ブログの場合、基本的にそのような情報の正確性を担保するシステムがありません。そのため、一般的な傾向として、情報の正確性が劣ると言って良いでしょう。

そう言う私も、当ブログで、判例論点の知識や、司法試験の勉強法に関する情報を発信しているため、自己矛盾していると言う方もいるかもしれません。

しかし、この記事は、読者の視点、つまり、情報を受領する際の注意点であり、個人がアカデミックな情報を発信するなと言うわけではありません。あくまでも、アカデミック情報を個人ブログやSNSから受領する際には、細心の注意を払うべきであると言うことです。

無駄な支出を減らすことができる

書店で本を物色しているときに、目に止まりやすいのは圧倒的に「ノウハウ系の書籍です。あたかも貴方の悩みを解決できる万能薬であるかのような巧みなキャッチコピー。さらに、著名人の推薦文などあなた購買意欲を刺激する仕掛けが沢山あります。

気になってしまうのは仕方ありません。しかし、今回ご紹介した原則が身についていれば、慎重な判断ができるはずです。「ググれば手に入る情報ではないか」と自分で問いかけてみてください。

実際に、ググってみるのも良いでしょう。似たような情報が、ネットに転がってることの方が多いです。

おすすめは、書店では避けがちな、専門書のコーナーを立ち寄ってみることです貴方を助ける知恵が詰まっているのは、アカデミックな書籍です。

専門家のための本ではありません。素人だからこそ専門書に当たり、情報を収集するべきです。私は、そう考えています。

アカデミック情報とノウハウ情報を兼ね備えた書籍もあります

当ブログでは、法律書籍のレビューも書いています。選定の際には、できるだけ定評のある法律書籍を選ぶようにしています。司法試験受験生が読むべき法律書籍を紹介できるように心がけたいと思います。

まとめると、アカデミック情報は書籍から、ノウハウ情報はググってみましょう。司法試験の勉強法に関するノウハウは本サイトに沢山詰まっています。是非、参考にしてください。

最後に、アカデミック情報とノウハウ情報を兼ね備えた書籍もあります。しかも、司法試験対策に特化したしょせきです。

それは、アガルートの総合講義テキストです。

アガルートの総合講義テキストは、アカデミック情報とノウハウ情報が詰まった良書です。気になる方は、下記記事を参考にしてください。

私が司法試験を受験した直後に書き上げたものを定期的に更新した記事になります。当時、かなり反響があり、たくさんの方に読まれた記事です。

総合講義テキストではない基本書や予備校テキストで勉強している人にとっても参考になる「ノウハウ情報」が無料で読めます。かなり参考になる人もいるかと思います。

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この記事を書いた人

「最小限の努力で最大の成果」を理念に司法試験、予備試験に合格するための勉強法を研究し、予備試験に合格(論文300台位、口述2桁)し、翌年1発で司法試験に合格(総合順位100番台)。現在は弁護士として企業法務系法律事務所に所属しながら、司法試験、予備試験に合格するためのノウハウを発信する。

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